もう一昨日になってしまいましたが、9月11日は、
米国同時多発テロがあった日でした。
8年前のあの日の記憶は深く残っています。
その後、アメリカはブッシュ元米国大統領の指揮のもと、
政治学者サミュエル・P・ハンティントンの「文明の衝突」を無理矢理持ち出し、
彼らネオ・コンが描いた対テロ政策を正統化し、
イラク戦争へと突入していきました。
今もその火は消えていませんし、
一体あの事件は何だったのか、、、?
さっぱり釈然としないものだけが残っています。
当時、ブッシュの対テロ政策に真っ先に反対の意を唱えたのは、
言語学者のノーム・チョムスキーや、
文学研究者、故エドワード・サイード、
映画監督のマイケル・ムーア等がいました。
そして、ここ日本でも真っ先に9月18日、
当時在籍していたレーベル、
エピック・ソニーからの反対もあったと思うが、
ネット上でメッセージ・ソング「光(The Light)」を、
無料配布したアーティストがいました。
佐野元春です。
彼は、
というメッセージを世界へ向けて発信しました。
それは後にブッシュの政策に賛同した小泉元首相が中心になって行なった政策
(自衛隊派兵)とは、全く相容れないものでした。
そして、米国のアーティスト達も勿論、
様々な形で自分の考えを表明していきました。
その中の一人、
ブルース・スプリングスティーンは、
米国同時多発テロが人々へ残した暗闇を深く見つめた作品
「The Rising」を2002年リリースしました。
彼は、このアルバムで「癒し、許し、理解」を聴く者に想起させる楽曲を歌い、
理想的な平和を希求し、
「さぁ、立ち上がれ」とメッセージしたと僕は解釈しています。
彼は、アルバム「The Rising」の中の曲でこんなことを歌っています。
「雨が降っている、でも雲ひとつない
あなたの目から落ちた涙だったのか、、、。
大丈夫だと思う。
変だね。夏のそよ風を感じたと思った。
あなたの深いため息だったのか、、、。
心配しないで、私たちはなんとかやっていくから。
待っている、太陽が輝く日を。
雲を追い払い、
待っている、太陽が輝く日を」
(訳:三浦久)
Bruce Springsteen & The E Street Band
(ブルース・スプリングスティーン&ザ・E・ストリート・バンド)
「Waitin’On A Sunny Day(ウェイティン・オン・ア・サニー・デイ)」
「待ち続ける」「立ち続ける」「歩き続ける」
いずれにしても様々な能動的な運動の連続によって、
僕たちの世界が今まで存続したとするならば、
先に触れた日本のアーティスト、
佐野元春が創造した「光」のイメージの連続は、
一体何を継承し、継承していこうと提言していたのであろうか。
僕の解釈では、
ジョン・レノンのこの曲の中で歌われている一つ一つの言葉の繋がり、
「意思」
を継承しようと提言したのではないかと思う。
彼は、9月18日、ジョンの意思(魂)を継承しようとし、
言語を越えたところで聴いた人々にも、
ジョンのあの曲を思い出させようとしたのだと僕は解釈しています。
「イマジン」を流すだけではなく、
その意思を継承し、
創造していく運動を止めないこと、
これこそが世界を変革することだとでも言いたいように僕には響くのだ。
もしもそうならば、
僕はこれに賛同する。
だから
「憎しみの鎖断ち切るまで」
「憎しみの鎖解けるまで」
とメッセージしたのだという思いに至るわけです。
逆説的には、
「憎しみの連鎖を継承」したブッシュの政策を実行した
アメリカの8年間あまりの産物は、
中東状勢の悪化と
自国の兵士を多く失い
(殺したともいえるのではないだろうか)、
罪なきイラクの一般人を多く虐殺した。
魂の抜け殻、
死体の山である。
あれから8年。
この曲のメッセージを僕らは真摯に受け止めるべきだと思う。
John Lennon
「Imagine」
あらゆる人種、文化の共生、共存という理想を掲げるのは、
そんなに難しいことではなだろうと思う。
それは、世界のエグゼクティブや、
知識人に委ねられているから、
僕たちは彼らを監視していかなければならない。
彼らに騙されないように。
そして、人種、文化、宗教を越え、
僕は、共生、共存の世界をイメージしていきたいと思っている。
君はどう思うだろうか?
「エンド・オブ・モノローグ」の住人たちよ(笑)
Dear You
幸運を。元気で。また逢いましょう。
From kei&Sheep


